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2021/12/28 17:38



ヴァイキング時代に使われていた16のルーン文字についてご紹介します。ルーン文字は、今では使われていない古い文字ですが、当時は日常的な伝達や記録として木片に刻まれて使われていました。縦線と斜線で文字ができているのも、木目と判別しやすいようにしたからだと言われています。




またヴァイキングたちは、誰かの功績を讃える碑文として、石碑にルーン文字を刻みました。今でも北欧を旅すると多くのルーン石碑を見れると思います。中でも当時のままの姿で野原や森の中にたたずむ石碑を前にすると、とても感慨深い気持ちが込み上げてきます。

ヴァイキング時代よりも昔には、ルーン文字は24文字ありました。しかし、550~700年の間に形状が変化し、8世紀末のヴァイキング時代が始まる頃には16文字になりました。この文字が減った理由にもルーン石碑が関わっているようです。文字が普及して用途も多くなり、彫り師の仕事を軽減することが主な目的だったと考えられています。




16のルーン文字の名称と意味、音価を一覧にまとめました。馴染みやすい様にルーン文字の名称はカタカナで表しています。

 ここに記されたルーン文字の名称と意味は、13~14世紀のノルウェーとアイスランドのルーン詩、また9世紀のオランダの写本などに残されたものです。名称は文字を覚えたり思い出すための想起語として使われたと考えられています。また、ルーン1文字を刻んで、その意味を表すこともできました。



今日でも神秘的な印象が強いように、ルーン文字は当時から善意でも悪意でも呪術的に用いられることもありました。当時も実際にルーン占いが行われていたのでしょうか。100年頃のローマの歴史家タキトゥスが残したゲルマニアには、この様に記されています。

 

「ゲルマン人は前途を占う際、印を刻んだ数本の木片を白い布の上に放り投げる。祭司または家長が天を仰ぎ神々に祈りながら3度木片を拾い上げ、その印の意味を読み解く。」

 

木片に刻まれていた印がルーン文字なのか明確には分かりませんが、その文化が後のヴァイキング時代にどの様になっていったのか、想像を掻き立てられる記述です。


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