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News & Blog

2021/12/29 00:22



キャンプで1000年前の焚火調理を楽しむ。
当時と変わらない手鍛造のキャンプ道具。この度、いよいよヴァイキングマーケットで取り扱いを始めました。
これまでヴァイキングキャンプで使ってきて、個人的にもとても好きな品々。皆さまにご案内できることがとても嬉しいです。

そこでこの記事では、鉄の調理器具を愛着持って大事に使うための、準備とお手入れについてご紹介します。



鉄の調理器具はお手入れが大変そうな印象がありますが、簡単にいえば守ることは3つだけです。

・使用後は洗剤を使わず洗う
・洗ったら水分は焼いて飛ばす
・食用油を塗って保管する

実際に行うとまったく難しくなく、わずかな時間でできるのでそれほど手間にもならないものです。使うほど油なじみが良くなり、焦げ付きにくくなります。

ずっと見ていられる手鍛造の質感のおもしろさ。育てて深まる使い心地と味わい。焚火の煤が付いていくのさえ楽しめる。これらは鉄の調理器具の魅力だと思います。


【空焼き】
「空焼き」は、洗浄した器具を火にかけて、余計な防錆剤を焼き切る作業です。全体に火を当てて、このように色が青白く変わるまで焼きます。
できるだけ手軽に、安心して使っていただけるように、日本ヴァイキング協会では輸入した鉄鍋と鉄フライパンを洗浄、空焼き、食用油塗布を行ない、鉄鍋は水漏れのないことをしっかり確認してから販売しています。

【はじめてのご使用の前に「油ならし」】
所用約15分
① はじめてのご使用前のみ、中性洗剤で洗ってください。


② 火にかけて水気を飛ばします。


③ 火を止めて食用油を100ml入れます。キッチンペーパーで縁まで塗り広げてください。
そのまま弱火で3分加熱し、全体に油をなじませます。

④ 火を止めて余分な油を除き、キッチンペーパーでなじむように拭いてください。


【ご使用後のお手入れ】
所用約10分
① 使用後は洗剤を使わずにお湯とタワシで洗い、火にかけて水気を飛ばして乾かします。
② 防錆のため、キッチンペーパーなどで薄く食用油をひいてから保管してください。

もしも、汚れがひどくて洗剤を使ったり、焦げを落とすために金属タワシを使った場合は、また「油ならし」を行なえば大丈夫です。できるだけなじんだ油を保てるようにすることが大事です。

昔の人たちも同じように使っていたのかもしれない。そんなことを想像しながら、ひとつひとつの道具を大切に使っていくこと。それも鉄製器具を用いる楽しみのひとつなのかもしれません。


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