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News & Blog

2023/04/01 15:07


キャンプで楽しめるヴァイキング料理!


ハーブと一緒に塩漬けした魚を板に張って、焚き火で燻せば昔ながらの魚のスモークが完成。舌を誘う薪で焚いた燻製香、プリプリとした食感、なにより豪快な見た目が、キャンプ仲間との楽しい時間をさらに盛り上げます。


ヴァイキングの魚料理として、ドイツの再現者から教えてもらったこの方法。今回はデンマークのリーベヴァイキングセンターにならって、バターをかけながらスモークしたことでさらに濃厚に。キャンプ前に少し準備しておくだけで、現地で手軽においしい燻製料理を楽しめます。

【材料】
・魚 2枚おろしや3枚おろし(タラ、タイ、サーモンなど)
・塩 重さの約2%
・蜂蜜 重さの約5%
・ハーブ お好みで(フェンネル、ローリエ、ジュニパーベリー、コリアンダーシード、クミンシードなど)
・バター お好みで
・スモークチップ お好みで
・木の板 魚と焚き火台のサイズに合わせて。76×20cmくらい。穴を何箇所かあけておきます。

【作り方】
1 魚に塩と蜂蜜、ハーブをすりこみ、1晩冷蔵庫におく。
2 魚をキッチンペーパーで包んで、約1日冷蔵庫で水気を取る。ペーパーは時々取り替える。
3 材料を持ってキャンプ場へ。薪や小枝をナイフで削ってピンを4~5本作り、魚を板に刺し止める。
4 板を焚き火の前に立てる。途中で魚を裏返しながら、2~4時間ほど燻煙して完成。

ピンを作る手間も楽しいひととき。あらかじめ板にあけておいた穴に、魚を刺し止めていきます。はじめは皮側を裏にしておいた方が、板に張り付かなくて良さそうです。

焚き火のそばに板を立てたら準備完了。板は地面に縦に立てても、焚き火台の上に横にして置いてもOK。今回はタラを使ってみました。タラもヴァイキング時代によく食べられていた魚です。
焚き火台の中には皮付きのカブも一緒に放り込んでおくと、ホクホクのジャガイモのように食べれます。全体が黒くなったくらいが食べごろです。

こちらはタイのスモーク。この時は板を縦に立てて遠目に燻しました。
魚を眺めながらビールを飲んで、のんびり待ちましょう。スコール!!

途中でバターをつつーと垂らせばより濃厚に。バターは焚き火で溶かしておきました。
お好みで焚き火にスモークチップを適宜投入します。
頃合いを見て魚の向きを変えたり裏返したりしながら、じっくり燻してください。


2~4時間燻製して完成!燻煙が終わったら約1時間くらい涼しいところに置いておくと、よりおいしくいただけます。(待ちきれませんが)
その場で食べ切ってくださいね。

ヴァイキング時代のレシピは残されていませんが、遺跡の調査や文献によって、当時使われていた食材や器具がわかっています。それらを参考にして、ヴァイキングたちが食べていたかもしれない料理を再現しています。
おいしい食べ物と共に1000年前の食卓を思い浮かべ、タイムスリップしたかのような不思議な体験をお楽しみください。

*掲載している内容(材料、作り方、保存期間など)はあくまで参考情報であり、品質や安全を保証するものではありません。安全によくご注意の上、ご自身のご判断でお楽しみください。